ヒューマングレードは当たり前。オーガニックのドッグフードを探す。
『オーガニック』表示の使用条件は法律で決められている!
愛犬のために国産ヒューマングレードのドッグフードを探しているうちに、『オーガニック』という言葉が出てきました。オーガニックとは『有機』という意味です。オーガニックと表記できる認証を受けるには、結構な時間とコストがかかるようです。
オーガニックの基準あれこれ。
日本で『オーガニック』や『有機』の言葉をパッケージや商品説明などに使用できるのは、農林水産省に適合認証された事業者によって『有機JASマーク』を貼付されたものだけです。逆に『有機JASマーク』が付いていないものは、化学肥料を一切使用せずに育ったものでも「オーガニック」や「有機」という言葉を使うことはできないということです。
まず農産物の場合は農林水産省の基準を満たす必要があります。「有機肥料で土づくりを行い、種まき・植付け前2年以上(多年生の場合は3年以上)、及び栽培中に化学肥料や農薬を使用しないこと。遺伝子組換え種苗は使用しないこと。」などの基準があり、オーガニックの商品として世に出せるまで、随分時間が必要なんですね。
と、ドッグフードの話から、専門的な話になってきました。ここではドッグフード探しをメインとしているので、詳しい農産物、畜産物の基準なども農水省のPDFなどご参照いただければ。
https://www.maff.go.jp/j/jas/jas_kikaku/attach/pdf/yuuki-202.pdf
国産ドッグフードでオーガニック認証のフードはあるの?
調べていくうちに、日本の『有機JAS』認証は人間用の食品を中心としたもので、ドッグフードの認証は定めていないことがわかりました。残念ながら国産の「有機JAS」認証ドッグフードはありませんでした。その中で「有機JAS」認証の原料を使ったドッグフードなどは販売されています。日本でもドッグフードのオーガニック認証ができるようになると良いですね。
ビオナチュール
こちらのドッグフードは、有機農法で育てた野菜、肉など JAS認定の素材を使った国産ドッグフード。素材の栄養が損なわれないよう、低温調理をしています。人間用食品レベルの加工工場で製品作りをし、水道水も不使用。製造工程では、ミネラル分の高い、九州宮崎の天然温泉水を使用するなど、丁寧につくられています。もちろん我が家のワンコのアレルギー、牛肉も不使用でした。